training way for you!

一年半で-30kg減量に成功した大学生の備忘録です

減量-30kgが語る筋トレ(前半)

 

今回は自分がふだん自宅でやっている筋トレの方法の前半です。

前半で自分のトレーニングに対する考え方、後半では具体的な種目について扱う予定です。

ダイエットというよりはやや競技者向けの内容かもしれません。

 

まず前提として、自分のトレーニングの目的は股関節周辺から肩甲骨周辺にかけての筋肉を連動させつつ鍛えることです。お腹周り周辺の筋肉のみを指すようになってしまった語としての「体幹」ではなく、本来の意味での体幹ですね。

体幹部の筋肉群を鍛え、かつそれらの複合的な使い方を脳にインプットさせることで身体のパフォーマンスを底上げする、という結果を見込んでいます。

そのため、アームカールやレッグカール、カーフレイズといった、四肢の一関節のみをターゲットにしたトレーニングは行いません。

日常生活やスポーツの動きのなかで「腕や脚のみを曲げる」といった動作は行わないためです。

例えば、力こぶを形作る上腕二頭筋の筋肉は肘関節のほかに肩関節にもまたがっていますし、腿裏で膝を曲げる筋肉の大腿二頭筋や半腱様筋、半膜様筋などのハムストリングスはいずれも膝関節のほか股関節にもまたがっています。

 

すなわち、四肢の一関節のみをターゲットにするトレーニングというのは解剖学的に見てもやや不自然であるということはわかっていただけるのではないかと思います。

  

格闘技において相手に力を伝えるうえで特に必要な筋肉は(脚を基点に尻から上を前に押し出す)大殿筋と(肋骨肩甲骨を斜め前に押し出す)前鋸筋であると自分は考えているので、これらに関してはそれぞれ主軸に据えたトレーニング(後述)を行っています。

しかしながら、いずれも「全身の動きが伴ったトレーニングのなかでとくにその筋肉に負荷がかかる」という意味での主軸であり、その筋肉単体のみのトレーニングというわけではありません。

 

また筋肥大も目的にしていないので、いわゆる「10rep×3セット」という筋肥大トレーニングの原則も守っていません。

全身を使ったトレーニングでは必然、負荷や回数によらず、一つ一つの筋肉にかかる負荷は小さくなります。そのため自分は高負荷・高回数のメニューを設定しています。

 

まとめると、体幹部位・多関節(全身)、高負荷・高回数、のトレーニングを行っているということになりますね。

 

 

自分は格闘技という競技に対して合目的的にトレーニングメニューを組んでいますが、ボディビルダーを目指しているのでもない限りは自分のメニューで十分すぎるほどの筋肉がつくと思います。

「筋肉つきすぎ注意!!」というやつですね(?)

 

次回は、じゃあお前はなにをやってるの?という具体的なトレーニング種目についてお話していきます。

 

後半編はこちら↓

 

trainingwayforyou.hatenablog.jp